Lo-Fi SES の SES とは、Sound Entertainment System の略。言うまでもなく任天堂ファミリーコンピュータの海外名 NES(Nintendo Entertainment System)をもじった名前です。 ファミコンで遊んだ世代なら、あのピコピコサウンドを聴くと、懐かしさとともにかつて熱中したさまざまなゲームの記憶やその BGM が蘇るという人も多いのではないでしょうか。
Lo-Fi SES の外観は電子回路基板そのものといった趣ですが、形やボタンの配置を見れば、それがコントローラーを模したものであることがわかります。
もちろんボタンにはそれぞれ役割があります。START ボタンは電源ボタンで、押すと Lo-Fi SES が起動。右側の R /O /Y /B(A /B /X /Y)ボタンには、それぞれサンプル音が割り当てられています。
あらかじめ用意されるのは、ドラムスとメロディ音を入れ替える「Final Sound Adventure」、ややノイジーなギター・エフェクターのような効果を与える 「Smashar Bros.」そして PC などに接続するための USB 端子を備える「USB:A link to the hack」の3種類。どれもゲーム名をもじったような名前がついています。