1: 2017/06/19(月) 18:52:56.35 _USER9
結成から四半世紀。ミリオンヒットを連発してきたラルク アン シエルに解散危機が訪れている。ギャラをうんと安く設定して得たカネを事務所会長がビルやペントハウスに化けさせ、気付いたメンバーが疑念怨念を抱いたのだ。20億円錬金術が招く悲劇を追った。
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ボーカルのhyde
LʼArc~en~Cielは1994年にメジャー・デビューし、2年後にはアルバムがオリコン1位を獲得、143万枚を売り上げた。その後、メンバーが覚醒剤取締法違反で逮捕されるなどの危機はあったものの、スターダムへの階段を駆けあがった。ボーカルのhyde(ハイド)(48)、ギターのken(ケン)(48)、ドラムのyukihiro(ユキヒロ)(48)、そしてリーダーでベースのtetsuya(テツヤ)(47)の4人組である彼らを音楽評論家の富澤一誠氏に評してもらうと、
「90年代後半、GLAY、LUNA SEAと並んで絶大な人気を誇ったラルクは単に音楽的なパフォーマンスをするだけではなく、化粧をし、派手な衣装を身にまとっていた。そうやって、マイナーだった『ヴィジュアル系バンド』というジャンルを確立したのです。本人たちはそういう呼び名をひたすら嫌がっていたようですが……」
■ギャラへの不満
「これを大石さんとやる最後の公演にしよう」
今年4月、東京ドームにおける2日間の公演で11万人を動員したメンバーの一部からこんな言葉が漏れた。
大石さんとは所属事務所を率いる大石征裕会長(57)を指す。日本音楽制作者連盟の理事長を務めた斯界の有力者である彼が音楽事務所を法人化した90年ごろ、当時の所属事務所と揉めたラルクが大石会長を頼って以来の関係だ。
結成から四半世紀という記念すべき折も折、メンバー間にさざなみが立ち、解散・独立について抜き差しならぬ状態にあるのは事実だ。
「ラルクの活動が少ないのはハイドとテツヤが不仲だからとファンは噂するのですが、実際は違うんです」
と解説するのは事務所関係者。トラブルが顕在化したのは2012年のワールドツアーが終わったあたりからだ。
「事務所とメンバーは専属契約を結んでいて、契約書にはラルクとしての活動の収入は全て『ラルクのための銀行口座』に入金し、メンバーからの要望があればその口座の入出金記録を開示できるとなっている。でも、いくらメンバーが要求しても会長が開示してくれない。一番不満を持っていたのはリーダーのテツヤさんで、“要望が聞き入れられないようなら、契約を考え直す時間が必要だ”と、自動更新される2年契約を一旦12年秋に打ち切ったんです。その時は敵対的というより前向きに活動を続けて行くためという雰囲気でした。でも結局、今に至るまでテツヤさんだけは事務所と専属契約を結んでいない。つまり、ライブがあってもその都度、契約するスタイルになっているんです」(同)
■ギャラへの不満
「これを大石さんとやる最後の公演にしよう」
今年4月、東京ドームにおける2日間の公演で11万人を動員したメンバーの一部からこんな言葉が漏れた。
大石さんとは所属事務所を率いる大石征裕会長(57)を指す。日本音楽制作者連盟の理事長を務めた斯界の有力者である彼が音楽事務所を法人化した90年ごろ、当時の所属事務所と揉めたラルクが大石会長を頼って以来の関係だ。
結成から四半世紀という記念すべき折も折、メンバー間にさざなみが立ち、解散・独立について抜き差しならぬ状態にあるのは事実だ。
>>2以降に続きます
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/06190800/?all=1
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ボーカルのhyde
LʼArc~en~Cielは1994年にメジャー・デビューし、2年後にはアルバムがオリコン1位を獲得、143万枚を売り上げた。その後、メンバーが覚醒剤取締法違反で逮捕されるなどの危機はあったものの、スターダムへの階段を駆けあがった。ボーカルのhyde(ハイド)(48)、ギターのken(ケン)(48)、ドラムのyukihiro(ユキヒロ)(48)、そしてリーダーでベースのtetsuya(テツヤ)(47)の4人組である彼らを音楽評論家の富澤一誠氏に評してもらうと、
「90年代後半、GLAY、LUNA SEAと並んで絶大な人気を誇ったラルクは単に音楽的なパフォーマンスをするだけではなく、化粧をし、派手な衣装を身にまとっていた。そうやって、マイナーだった『ヴィジュアル系バンド』というジャンルを確立したのです。本人たちはそういう呼び名をひたすら嫌がっていたようですが……」
■ギャラへの不満
「これを大石さんとやる最後の公演にしよう」
今年4月、東京ドームにおける2日間の公演で11万人を動員したメンバーの一部からこんな言葉が漏れた。
大石さんとは所属事務所を率いる大石征裕会長(57)を指す。日本音楽制作者連盟の理事長を務めた斯界の有力者である彼が音楽事務所を法人化した90年ごろ、当時の所属事務所と揉めたラルクが大石会長を頼って以来の関係だ。
結成から四半世紀という記念すべき折も折、メンバー間にさざなみが立ち、解散・独立について抜き差しならぬ状態にあるのは事実だ。
「ラルクの活動が少ないのはハイドとテツヤが不仲だからとファンは噂するのですが、実際は違うんです」
と解説するのは事務所関係者。トラブルが顕在化したのは2012年のワールドツアーが終わったあたりからだ。
「事務所とメンバーは専属契約を結んでいて、契約書にはラルクとしての活動の収入は全て『ラルクのための銀行口座』に入金し、メンバーからの要望があればその口座の入出金記録を開示できるとなっている。でも、いくらメンバーが要求しても会長が開示してくれない。一番不満を持っていたのはリーダーのテツヤさんで、“要望が聞き入れられないようなら、契約を考え直す時間が必要だ”と、自動更新される2年契約を一旦12年秋に打ち切ったんです。その時は敵対的というより前向きに活動を続けて行くためという雰囲気でした。でも結局、今に至るまでテツヤさんだけは事務所と専属契約を結んでいない。つまり、ライブがあってもその都度、契約するスタイルになっているんです」(同)
■ギャラへの不満
「これを大石さんとやる最後の公演にしよう」
今年4月、東京ドームにおける2日間の公演で11万人を動員したメンバーの一部からこんな言葉が漏れた。
大石さんとは所属事務所を率いる大石征裕会長(57)を指す。日本音楽制作者連盟の理事長を務めた斯界の有力者である彼が音楽事務所を法人化した90年ごろ、当時の所属事務所と揉めたラルクが大石会長を頼って以来の関係だ。
結成から四半世紀という記念すべき折も折、メンバー間にさざなみが立ち、解散・独立について抜き差しならぬ状態にあるのは事実だ。
>>2以降に続きます
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