1: 2016/07/03(日) 22:38:21.67 _USER9
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米国内ではプロフットボール選手が試合前にヘッドフォンで音楽を聴くことで試合に集中することができるといった
伝説が広まりを見せたことから、若い消費者層を中心にヘッドフォンの売上好調が続いている。

こうした多くの消費者は音の良いヘッドフォンを買い求めたつもりになっているが、実際には、デザイン重視であったり、
ブランド重視であったり、実際の音質の良さと販売実績の間にはかなり開きがあるようなのだ。

では実際のところ評論家や各種媒体の調査で好評価を得ているのはどこのメーカーのヘッドフォンなのだろうか?

最近、TIME誌が各種媒体で行われた調査をスコア化することでヘッドフォンを計量評価法でランキングした結果が大きな話題を集めている。

どうしてこれが話題を集めているかというとこのランキング結果を見れば一目瞭然となるだろう。

評価圏外 Blown Out
18 Plantronics (57)
17 Beats by Dre (58)
16 Skullcandy (62)

音質音痴 Tone Deaf
15 Koss (68)
14 Creative (68)
13 Philips (72)

音とは呼べない Unsound
12 Bose (73)
11 Apple (74)
10 Panasonic (74)

良い Sounds Good
9 Audio-Technica (74)
8 JVC (75)
7 Sennheiser (78)

非常に良い Sounds Great
6 AKG (79)
5 Sony (80)
4 Pioneer (83)

完璧な再生音 Super Sonic
3 Klipsch (84)
2 Grado (89)
1 Shure (90)

Source: TIme

このランキングはTIME誌が独断によってまとめたものではなく、市販されている3000のヘッドフォンを対象に
CNET, Wired, TechCrunch, What HiFi, Good Gear Guide, PC Magなどの専門誌に掲載された評論家の評価点と、
性能や機能などの評価点をそれぞれ、75:25で配分することで満点が100点となるように数値化したものとなる。

見ての通り、このランキングが意外なのは、市場で売れ筋の製品が必ずしも高い評価を得てはおらず、
よく売れている商品と、良い音質の商品の間にはズレが生じていることにある。

現在、ヘッドフォン市場でもっとも売れている商品は、Beats by Dreとなり、Boseの商品も好評を得ているが、
この2社の商品はTIME誌の集計では、ヘッドフォンとは呼べない境界線の外に位置することになってしまっている。

多くの消費者は音の良い商品を購入したいと思っている。しかし、このTIME誌の集計結果が示しているのは、
多くの消費者の消費性向はヘッドフォンのような商品であっても音質という本来もっとも重要視されるべき点にあるのではなく、
そのメーカーの持っているブランド力や、宣伝広告に依存してのかもしれない。

http://business.newsln.jp/news/201607020635390000.html

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