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1: 2015/05/30(土) 07:54:28.39 et BE:493881441-PLT(16072) ポイント特典
ポップカルチャーの世界に目を移してみれば、スウェーデンと日本がもっとも生産的に中和していたのは、
1970年代後半と1990年代半ばから後半にかけて隆盛していた「スウェディッシュポップ」だろう。
特に1990年代半ばに、情感のあるアコースティックサウンド、馴染みやすいメロディーラインを
次々と世に送り出したプロデューサーがトーレ・ヨハンソンだ。
The CardigansやCloudberry Jamのプロデュースを筆頭に、原田知世、BONNIE PINK、
カジヒデキなどのプロデュースを手掛けることで、そのサウンドを日本へ輸出した。

1970年代にはABBA、1980年代にはRoxette、EUROPEなど、日本で突出した人気を持つスウェーデン出身アーティストたちが居た。
「スウェディッシュポップ」というカテゴリーが、実はある1つの音楽洋式を明確に指し示したものではなく、雰囲気で語られることを歓迎していたように思える。
アメリカの音楽がエンターテイメント化を急ぐ中でも、先述のミュージシャンはスターダムにのし上がる姿勢を積極的には見せずに、
それこそトーレにつながるような、印象的なメロディーラインを作るポップセンスを磨き上げることに専念した。
デザインの世界と同じく、英米を追いかけるわけではない「慎ましさ」があったのではないか。

スウェーデンでは『Eurovision』に出演する代表を決める大会『Melodifestivalen』が最も注目度の高い音楽番組になっている。

この大会で名を馳せ、ヨーロッパ全土で注目が高まっている3兄弟ボーカルグループ「JTR」が、最近日本語でカバー曲を披露している。
YouTubeに上がっているのは、槇原敬之“どんなときも。”、大塚愛“さくらんぼ”、宇多田ヒカル“Automatic”など。
メロディーラインが極めて素直に作られていて、日本人の耳に馴染みやすい。
日本語カバープロジェクトで人気を博したMR.BIGのエリック・マーティンを思い起こすような丁寧な歌い回しで、
そのハーモニーは、同じく兄弟で組んだバンドNelson顔負けの美しさだ。

https://www.youtube.com/watch?v=8ZF7p1exID4


https://www.youtube.com/watch?v=CKvlj46QRR4


http://www.cinra.net/review/20150529-sweden

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