1: 2015/06/20(土) 21:53:10.00 ID:???*.net
2015年、Dragon Ashの活動と並行してソロプロジェクトをスタートさせた降谷建志。
3月16日発売の配信シングル「Swallow Dive」、完全生産限定シングル「Stairway」を経て、
6月17日に1stソロアルバム『Everyting Becomes The Music』を発売した。
作詞・作曲はもちろん、全ての楽器演奏、レコーディングまで自ら行ったという本作。
「歌や楽器の天才じゃなかったからこそ作れたアルバム」と降谷は話す。
降谷建志、今の音楽ビジネスについて語る
■全部自分でやるってカッコいいなって(笑)
――ソロ活動をスタートしたきっかけを教えてください。
【降谷建志】 去年、Dragon Ashのツアーをやっている合間に曲を作り始めたんですけど、
Dragon Ashのアルバムを出して、ツアーをしていく中で、今までに味わったことのない達成感や
自信を持てたんです。それが精神的なきっかけで、あとは、ツアーの後に、まとまった制作期間が
取れるタイミングもあったのでで、ツアーが終わってから、本格的に制作をスタートさせました。
――すべての楽器を一人で演奏するというスタイルは大前提として考えていたものなのですか?
【降谷】 はい、そうですね。だって、カッコよくないですか(笑)? 全部、自分でやるなんて。
[中略]
――曲作りから演奏まで、すべてを自分で行うと、理想に近づける一方で、難しい面もあったのでは?
【降谷】 おっしゃる通り、演奏のズレがうねりを生んで、うねりがグルーヴになるということが
一切起きないことは、デメリットでした。すべての楽器を、同じ脳から手に伝わるリズムで演奏するわけだから、
練習すればするほど、ギター、ベース、ピアノ、シンバル、すべてが同じタイミングで“点”として鳴るようになる。
だから、グルーヴは生まれにくいし、複数の感性が化学反応を起こすような魔法もない。
でも裏を返せば、頭の中で設計図さえきちんと描けていれば、努力次第で、
限りなく理想に近いものに落とし込めるということですね。
■“敗北の楽器人生”があったからこそできた作品
――歌においても、Dragon Ashとは違うニュアンスを感じました。それはソロを意識しての表現なのか、
あるいは、あくまでもメロディに寄り添った結果なのでしょうか?
【降谷】 二者択一なら後者ですね。ただ、意識した側面も、ひょっとしたらあったのかも。
まあ、Dragon Ashよりは低いところ(音域)で歌っていますし、Dragon Ashだったらチャンスとばかりに
“がなる”ようなフレーズを、今回はファルセットで歌っていたりして、それだけでも、
かなり雰囲気は変わりますから。ただ、自分の歌に関しては、よく分かりません。
おそらく、歌だけで満足いく自己表現ができたり、人を納得させられる能力があったら、
こんなにいろんな楽器に手を出していないと思うんですよ。
――それは、どういう意味ですか? 詳しく聞かせてください。
【降谷】 俺がバンドを始めたきっかけも、最初はベースだったんですけど、
もしKenKenくらい上手かったら、ベースだけでアイデンティティを確立させられるじゃないですか。
でも、俺はそうではなかった。ギターも、すごく練習するけど、圧倒的な一番にはなれないという
感覚を常に抱いていました。ドラムもそうだし、ピアノもそう。ずっとコンプレックスを持って、
ある種の敗北続きの楽器人生なんです(笑)。でも、そのおかげで、気が付くとほとんどの
楽器ができるようになった。だから、歌や楽器の天才じゃなかったからこそ作れた
アルバムなのかなと思います。
[以下略、全文はソースをご覧ください。]
(文/布施雄一郎)
・ソロアルバムは「“敗北の楽器人生”で作れたアルバム」と話す降谷建志
http://www.oricon.co.jp/special/48038/
2015-06-18
3月16日発売の配信シングル「Swallow Dive」、完全生産限定シングル「Stairway」を経て、
6月17日に1stソロアルバム『Everyting Becomes The Music』を発売した。
作詞・作曲はもちろん、全ての楽器演奏、レコーディングまで自ら行ったという本作。
「歌や楽器の天才じゃなかったからこそ作れたアルバム」と降谷は話す。
降谷建志、今の音楽ビジネスについて語る
■全部自分でやるってカッコいいなって(笑)
――ソロ活動をスタートしたきっかけを教えてください。
【降谷建志】 去年、Dragon Ashのツアーをやっている合間に曲を作り始めたんですけど、
Dragon Ashのアルバムを出して、ツアーをしていく中で、今までに味わったことのない達成感や
自信を持てたんです。それが精神的なきっかけで、あとは、ツアーの後に、まとまった制作期間が
取れるタイミングもあったのでで、ツアーが終わってから、本格的に制作をスタートさせました。
――すべての楽器を一人で演奏するというスタイルは大前提として考えていたものなのですか?
【降谷】 はい、そうですね。だって、カッコよくないですか(笑)? 全部、自分でやるなんて。
[中略]
――曲作りから演奏まで、すべてを自分で行うと、理想に近づける一方で、難しい面もあったのでは?
【降谷】 おっしゃる通り、演奏のズレがうねりを生んで、うねりがグルーヴになるということが
一切起きないことは、デメリットでした。すべての楽器を、同じ脳から手に伝わるリズムで演奏するわけだから、
練習すればするほど、ギター、ベース、ピアノ、シンバル、すべてが同じタイミングで“点”として鳴るようになる。
だから、グルーヴは生まれにくいし、複数の感性が化学反応を起こすような魔法もない。
でも裏を返せば、頭の中で設計図さえきちんと描けていれば、努力次第で、
限りなく理想に近いものに落とし込めるということですね。
■“敗北の楽器人生”があったからこそできた作品
――歌においても、Dragon Ashとは違うニュアンスを感じました。それはソロを意識しての表現なのか、
あるいは、あくまでもメロディに寄り添った結果なのでしょうか?
【降谷】 二者択一なら後者ですね。ただ、意識した側面も、ひょっとしたらあったのかも。
まあ、Dragon Ashよりは低いところ(音域)で歌っていますし、Dragon Ashだったらチャンスとばかりに
“がなる”ようなフレーズを、今回はファルセットで歌っていたりして、それだけでも、
かなり雰囲気は変わりますから。ただ、自分の歌に関しては、よく分かりません。
おそらく、歌だけで満足いく自己表現ができたり、人を納得させられる能力があったら、
こんなにいろんな楽器に手を出していないと思うんですよ。
――それは、どういう意味ですか? 詳しく聞かせてください。
【降谷】 俺がバンドを始めたきっかけも、最初はベースだったんですけど、
もしKenKenくらい上手かったら、ベースだけでアイデンティティを確立させられるじゃないですか。
でも、俺はそうではなかった。ギターも、すごく練習するけど、圧倒的な一番にはなれないという
感覚を常に抱いていました。ドラムもそうだし、ピアノもそう。ずっとコンプレックスを持って、
ある種の敗北続きの楽器人生なんです(笑)。でも、そのおかげで、気が付くとほとんどの
楽器ができるようになった。だから、歌や楽器の天才じゃなかったからこそ作れた
アルバムなのかなと思います。
[以下略、全文はソースをご覧ください。]
(文/布施雄一郎)
・ソロアルバムは「“敗北の楽器人生”で作れたアルバム」と話す降谷建志
http://www.oricon.co.jp/special/48038/
2015-06-18
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