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1: 2015/07/18(土) 23:52:18.02 ●.net BE:941924814-2BP(1000)
妻がアップル・ミュージックを試して、「もうCD屋さんダメかもね」って言うんです。
「1000円で全て聞き放題っていうの一度経験したら、音楽の価値が本当に落ちちゃった。

ほら、デパートに1000円払って、『何を持って返っても良いよ』って言われたとするじゃない。
最初は『え!』とか思って、たくさん持って返ると思うんだけど、どれもが無料でいつでもそこにあるってわかったら、もう価値がなくなっちゃって、持って返らないと思うんだよね。

これは1万円、こっちは8千円って値段がついているから『どっちにしようかな』って悩むのが楽しいんだけど、どれもが無料だと欲しくなくなっちゃうんだよ」

なるほど。
僕らは値段がついているから欲しいんですね。

妻が言うに、「オジサンでももうみんなスマホ持ってるじゃない。このアップルミュージックを1回でも経験したらCD買う気なくなっちゃうよ。私はもうCDは買えないかも」とのことでした。

じゃあどうすれば良いのか?
「値段は据え置きで、内容を良くしてお客様の満足度を上げるのが一番なんだ」とよく言ってました。

さて、音楽ソフトの話に戻りますと、もう音楽は水道水と同じになっちゃったんですよね。

みんな水道代がかかっているのは知っているけど、飲食店で「水道水ください」って注文して「20円いただきます」って言ったら怒りますよね。
でもエヴィアンが「500円です」って言ったら怒りません。

内容を良くして、お客様が「これだったらお金を払おう」って思うものを用意するしかないですよね。
音楽業界のみなさん、「払う価値のある音楽」期待しています。

若い人でもミネラルウオーター買ってます。大丈夫ですよ。

http://www.huffingtonpost.jp/shinji-hayashi/apple-music_b_7822548.html

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