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1: 2016/09/27(火) 06:14:09.60 _USER9
史上初のコンピューター音楽を復元、英数学者チューリングが装置開発
http://www.afpbb.com/articles/-/3102134?cx_part=topstory

【9月26日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中にナチス・ドイツの暗号機エニグマ(Enigma)の暗号を解読した英国の天才数学者、
アラン・チューリング(Alan Turing)が開発した巨大装置を使って1951年に録音された「史上初のコンピューター音楽」の復元に成功したと、
ニュージーランドの研究者が26日、発表した。

 シンセサイザーから現代のエレクトロ二カ(電子音楽)に至るまで、コンピューターを用いて創作される音楽すべての基礎といえる最初の1曲は、
極めて伝統的な楽曲だった。英国歌「ゴッド・セーブ・ザ・キング(God Save the King、神よ国王を守りたまえ)」だ。

 ニュージーランド・クライストチャーチ(Christchurch)にあるカンタベリー大学(University of Canterbury)の研究者らは、
この音楽こそ、暗号解読者として名高いチューリングが音楽の分野でも革新者だったことを示す証拠だと指摘。
「1940年代後半にコンピューターを楽器に転換したチューリングの先駆的偉業は、これまでほとんど見過ごされてきた」と述べている。

 録音は65年前、英マンチェスター(Manchester)の研究所で英国放送協会(BBC)によって行われた。研究所の
1階を埋め尽くすほど巨大な装置を使って、英国歌のほか、童謡「めえめえ黒羊さん(Baa Baa Black Sheep)」、
米ジャズミュージシャンのグレン・ミラー(Glenn Miller)楽団の代表曲「イン・ザ・ムード(In the Mood)」の計3曲が奏でられた。

 復元された2分間にわたる演奏は、以下のリンクから聞くことができる。
http://blogs.bl.uk/files/first-recorded-computer-music---copeland-long-restoration.mp3

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