モーツァルト効果というのをご存知だろうか?モーツァルトの音楽が
心身によい影響を与えるといわれる一連の効果のことだ。
株式会社USENがオフィス向けBGMとして提供している「Sound Design for OFFICE~働く人の
メンタルバランス・ミュージック~(SDO)」のオリジナルチャンネル
「S-01 Concentration~働く人の集中力UP~」では、モーツァルト効果を取り入れた
現代音楽を提供している。これは埼玉医科大学の和合治久教授のモーツァルト研究によって
導き出された「集中力を高める音楽要素」を取り入れ、作曲家兼ピアニストの中村由利子氏が
作曲・演奏したもので、集中力を高める楽曲と、脳を休めたり癒したりする楽曲とを織り交ぜ、
効果の持続力を図っているが、実際にどれほど効果があるものか検証実験がこのほど行われた。
7名のオフィスワーカーにオリジナル・チャンネルを聞かせ、その心身の変化を観察したところ、
通常デスクワークでは下がっていく体温が音楽を流すことで実験1時間後には29%、
2時間後には43%で体温上昇が認められた。
また実験1時間後には全員にストレスホルモンの唾液コルチゾールの減少がみられ、
57%に免疫物質であるIgAの増加がみられたという。
この結果から職場でのBGMは聞き流すだけでもスレトスを軽減し、免疫力を高める
効果が得られると考えられ、また、副交感神経を刺激することで心身や脳を休め、
リラックス効果を生み出し、集中力を高める効果も期待できるという。
職場でのBGMは「働く人の健康を維持し、免疫力を高めるという観点で大きな
意味があると考えられるでしょう」と同教授は述べている。また、
風邪などの感冒を防ぐ効果も得られ、体温が上がることで冷え性改善にも
効果を発揮するだろう、とも語っている。
http://irorio.jp/eika_k/20131011/81446/
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