1: 名無しさん 2014/07/26(土) 19:01:43.40 ID:???.net
スマートフォン(高機能携帯電話)の普及で、価格が1万円以上する「高級ヘッドホン」が人気を博している。
ダウンロードした音楽や動画をスマホで楽しむスタイルが定着し、音質や見た目にこだわった高級ヘッドホンの
利用者が拡大。企業の動きも活発で、米アップルは5月、米高級ヘッドホンメーカー「ビーツ・エレクトロニクス」を買収した。
国内メーカーも単価の高い商品を相次ぎ投入し、利用者を取り込む。

 プロDJ向けの機器で高い市場シェアを誇るパイオニアは4月、クラブ音楽の再生に最適な高級ヘッドホンの
新ブランド「スーペリア クラブ サウンド」シリーズ(想定価格1万9000~3万3000円前後)を立ち上げた。
新ブランドでテコ入れを図り、ヘッドホン事業の売り上げを現在の数十億円規模から3~5年内に100億円に引き上げる。

 パイオニアによると、2013年の世界のヘッドホン販売は約1億9000万台で、17年には2億4000万台に達すると予想する。

新たな顧客層の獲得に手応えをみせるのが米音響機器メーカーのBOSE(ボーズ)だ。同社は5月
「ミント」など8色をそろえた高級ヘッドホン「サウンドトゥルー ヘッドホン」(標準価格1万8000円)を発売した。
同社製品はもともとシンプルなデザインが多く、「30代以降の中高年層」が主力ユーザーだったが
今回の商品では「若者や女性から好評」(日本法人の広報担当者)という。

 ヤマハも今年に入り、ヘッドホンのブランド「HPHシリーズ」に新製品を投入。
ファッション性と携帯性を高めた「M82」(想定価格1万円前後)と、軽量化した「PRO400」
(想定価格3万1000円前後)を発売した。

 ヘッドホン市場は、技術面やコスト面などで参入障壁が低く、「ビーツ」など設立間もない企業でも
人気製品を発売できるケースも多い。そのため、競争が激しさを増しており、市場シェアを得るには
「自社の強みを活用し、購買意欲につなげることが重要」(畑光史・パイオニアプロSV事業部マーケティング課長)という。
一層の差別化戦略が求められそうだ。(宮田翼)

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http://www.sankeibiz.jp/business/news/140726/bsc1407260500005-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140726/bsc1407260500005-n2.htm

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