1: 2017/01/26(木) 23:51:18.80 0
坂本 作曲の95%は、過去の遺産を糧にしています。作曲家自身の“発明”は、せいぜい1、2%程度で、最大でも5%といったところ。
作曲の大部分は過去の作品の引用です。

だから、音楽にかんする知識がなかったら、作曲なんかできるはずがない。言葉を知らなければ小説を書けないのとおなじです。
ボーっとしているだけで何かがわいてくるということは幻想です。

世界を大きく変えるほどの、たとえばバッハやドビュッシーなみの天才は、それこそ300年にひとり出るか出ないかというところでしょう。

ビートルズの音楽だって、引用です。
黒人音楽、ミュージカルやポピュラー系の音楽、ロックンロール、さまざまな要素がうまくミックスされている。
それをキレイにスタイリングしたのが、プロデューサーのジョージ・マーティンだったということです。

ぼくはビートルズには、オリジナリティよりも、豊かな蓄積をかんじます。
学問は作曲に役立たない

それから、学問と作曲は、まったくちがうものです。
音楽の学問というものもありますが、じっさいに作曲するときには役に立たない。

学問としての音楽は、定義づけだったり、ネーミングだったり、ジャンル分けだったり……音楽を理解するための方法なんです。
最初にそれをやった人ではなく、あとの人が“あとづけ”として体系化したものだから、いざ作曲に用いようとしても、役立たないことのほうが多いのです。

http://openers.jp/article/4368

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